翠星のガルガンティア※11話まで見て

皆基本的にいい人だと思って見ている。
ツイッターだと感想しづらいのでこちらで〜メモです。早く寝なければ。




翠星のガルガンティア 11話
・クーゲル少佐の3Dが怪しくて。姿を見せられない=姿がえらいことになっとる の伏線にしか。
・元人間のヒディアーズの肉体使って延命してるとかそういう禁忌な方向を妄想した。
・元人間 て言ったあたりでちょっと目を逸らした気がするのだが気のせいか。(初見時感想)(※確認したら気のせいだった。ちょっと作画的に焦点が合わない感じになってたけど)


ガルガンティアの活気ある様子を是として受け止めたレドくんが、クーゲルさんのお船の状態を是とする訳がないと思う訳で。ここで皆いい人だなあと思うことのひとつは、多分クーゲルさんがレドがそんな風に考えるとか思ってもなさそうなところというか…騙して操ろうという意志が見えないところ。


・もしクーゲルさんの意図がそちら(レドを騙して使う)なのであれば私は完全に読み違え(見間違え?)してるのですけど、展開的にクーゲルさんがレドくんも原住民も自分の何らかの利益のために騙して利用している、とするよりは、自分の肉体がよろしくない状態になってまで「本気で原住民を『啓蒙』しようとしている」ていう方が物語的にこわいと思うので、そのように考えるためには、クーゲルさんはレドを信用している、とした方がつじつま合うかなと思った次第。だからクーゲルさんもいい人だなと。


・どこかの感想で初期の展開を指して「道徳アニメ」と揶揄されているのを拝見したことがあって、個人的にもその指摘は当たっているのではないかと思うのですけど、人間がパッションのままに行動する頻度が低いのがそういう風に見える原因かなと思う。あれだけブイブイ言わせてた(死語)ピニオンですら、仲間の安全確保のためには大人しくなる(少なくとも大人しくなった風を見せる)、明らかにプライドを傷つけられるだろう扱いを受けても、激昂しない。皆そういう部分大人だなと。

・ピニオンと一緒にガルガンティアから離れた船主のフランジさんもそう。判断が早くて、必要な屈辱は受け入れていてすごいと思った。


・個人的にはこの「道徳アニメ」な冷静さが全然嫌いじゃなくて、むしろ作り手の方のユートピアへのお祈りみたいなものが感じられて心地いいのです。まあ、女の子たちのエロい身体描写作画とぴったりこない部分はありますが。
・いやしかし巧い言い回しだな「道徳アニメ」…深夜の道徳アニメって、「おっぱいアニメ」とか「快楽天ちゃん!」とかより寧ろ不健全な気配がするな。


・私は個人的には、レドにとってのハッピーエンドは、チェインバーからも銀河同盟のしがらみからも解き放たれてエイミーと幸せに暮らすことだと思うのですけれど(ちゃんと仕事も!見つけてな!)、その前に殺戮した海賊たちやヒディアーズたちへの何らかの回答も見たいと思う。そして、彼が銀河同盟からのしがらみから解放されたとしても、今現在、レドが地球で暮らしている間にも、宇宙ではヒディアーズとの戦争(人間同士の戦争)が行われている、ということも、大きく取り上げられなくてもいいので(そんな尺はあるまいし)、少しでも触れられるエンドであればいいと思います。


・大変楽しく見ているのは確かなのですが、一個だけ。登場人物のキャラクターがどうしても弱いと思ってしまうのは何だろう。レドも含めて、何か弱い。絵的に魅力的すぎるのかな。何かバランス悪いと思ってしまう。最終話までにはエイミーをもうちょっと好きになりたいなー。


(追記)(人様の感想を見て)そうかストライカーがクーゲルさんの映像作ってる可能性もあるのかーその場合ストライカーさんが切ないんだけどー。何これこのアニメどれだけ明後日の方向にメカ萌えさせる気なの。


展開が当たるかどうかはさておき。来週も楽しみです。チェインバーかわいいよチェインバー。(こればっかり)