翠星のガルガンティア 1〜6話

録画一挙見したら楽しすぎたので備忘録。萌え吐き出し。




とりあえず萌えたところを列挙。



設定について
生物の生息できない環境になってしまったはず地球に、宇宙に離脱した人類がたまたま帰還したら地球は再生していて…とか、漂流した先ではテクノロジーの差から異端者扱いされて…とか、設定からしてベタベタだと思うのですけど、それがとても心地よい。本当に美しい映像と、登場人物たちの心理を丁寧に描いているせいかしら。一話目のヒディアーズとの戦闘は本当に「ぽか〜ん」と見てしまいましたが、地球に辿り着いてからじわじわ楽しく。



言葉の扱い
辿り着いた地球では古代の言語をもとに意志疎通が可能、というのもこれまた「ベタな!」と思ってしまった。が、その設定ツボです(白状)。そしてほかにも色々盛りだくさんに楽しくて、言語関係は本当に萌えた。


まず、『双方喋っている言語が違う』、というのをアニメーションで丁寧に視覚化(聴覚化?)しているところが楽しい。特に説明がなくても、一つの画面の登場人物が同時に喋ることで、「ああ、今はレド側」「今はエイミー側」と、違和感なく理解出来る感じがすごいなと思いました。面白い。一話で、普通に話していた『レド少尉』が突然不思議な言語を話始めたときには「こう来たか!」と思いました。


それから、チェインバーが通訳機の役割をするのも非常に面白かった。同時翻訳に加えて字幕つき!万能すぎる。チェインバーかわいいよチェインバー


加えて、徐々にレドが話せるようになっていくところが面白すぎた。声優さんがすごいのか、脚本さんなのか、演出の威力なのか、すべてなのか。わかりませんが、少しずつ言葉を習得していくレドがカタコトになったり流暢になったりするカット切り替えに、特にこれといった不自然さ感じないのが本当にすごいと思いました。レド自身は6話時点で相当意志疎通できるようになっているので、また新たにレド側の人物が増えないと、どちら側の言語を使っているかわからなくなりそうですが。



レドの変化
レドの言語習得と切り離せない話でもありますが、レドがエイミーをはじめガルガンティアに少しずつ好意をもって関わっていく様子が丁寧に描かれていて、素直に感動しました。すれ違いから決定的な敵対に発展してもおかしくなさそうな展開なのに、それを視聴者にとっても無理のない範囲(と私は感じました)で好意的な関係に収めていく。すごく練られた脚本だなあと毎回じんとしています。そして、コミュニケーションし始めたレドが求職始めて泣けた。



うまくまとまりませんが、次週もとても楽しみです。