色々

とりとめも脈絡もなく。


銀の匙 7巻

銀の匙 Silver Spoon(7) (少年サンデーコミックス)

銀の匙 Silver Spoon(7) (少年サンデーコミックス)

八軒の嬉し泣きにもらい泣き。参加できなかったお祭りの打ち上げにこんな風に楽しく参加できるということの凄さ。本当にお疲れ様。お父さんは今のところ怖いばかりに見えますが、とんぼ返りしなきゃならない仕事があっても来てくれるのが親御さんのすごいところ…とややご両親寄り視点になってしまって、少しずつでも双方歩み寄れたらいいと祈るばかり。後半には転じて駒場くんの諸々。内・外問わず変化は突然訪れるもので、それに対応していかなきゃいけない感覚がとても生々しくて、悲しい。


ましろのおと 8巻

ましろのおと(8) (講談社コミックス月刊マガジン)

ましろのおと(8) (講談社コミックス月刊マガジン)

雪くんの順位や葛藤などは単純に想像の範囲内でしたが、学校辞めるというのに物凄くびっくりして、自分の中では「学校への所属」が当たり前のこととして刷りこまれていると己の頭の固さにショックを受けた。ここ暫く『学園漫画』として楽しんでいたので一抹の寂しさはあれど、これから雪くんが「音楽で食べていく(しかも三味線で!)」様子を羅川先生がどう描くのか楽しみです。朱利ちゃんは結ちゃんが居てよかった。これで雪と皆の縁が切れるわけではきっとない。今後の交流も期待。


からくりサーカス (ワイド版) 23(完結)

とりあえずワイド版としてみた。諸事情で単行本を手放してしまったので、揃え直せてうれしい。単行本にもこの版にも収録の『カーテンコール』をまた見れた。気付けばマサルが大好きで、ステーション内でのフェイスレスとのやりとりが萌え狂うほど好きです(フェイスレスも偏愛している…)。時代や世界を巡り巡ってこの着地点。大筋を着地させる一方で、登場人物一人ずつのエピソードを語ったら止まらないくらいの超ボリューム。理屈ではなく大好きです。サーカスを見に行きたいな。


・追記:以前の感想探したら七年前、2006年とかで目眩した。


ブラックジャック創作秘話 3巻

帯の「テレビドラマ化決定」の文字に不安と期待が入り混じる。過去の巻でも軽く触れられているだろう出来事が、視点を変えて語られることで、自分の中の『手塚治虫像』がどんどん厚みを増していくのがとても楽しい。段々『ブラック・ジャックの創作』そのものからは離れてきている気はしますが、面白いからいいと思う!笑 個人的には、新入社員への教育の徹底ぶりに考えさせられました。既存の何かに人を参加させようとしたときは、こういう徹底ぶりが必要なんだろう。自戒を込めて。


アゲイン!! 8巻

アゲイン!!(8) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

アゲイン!!(8) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

イタい!『傷つきやすいただのズボラ』…イタい!あとヘンなとこ生っぽい!!ミツロウ先生節に突っ伏しつつ!高校生活一回終わるとこんだけはっちゃけるのか…というヒロくんの暴れっぷりに爆笑。死にたいミュージカルにはドン引きとは言わずとも軽く引きましたが(あれを断定口調で肯定できる団長の漢らしさよ!)これをどう昇華させる気なのかそういう意味で興味はつきない。少なくとも一人ミュージカルよりは前に進むはず。ラストの金ちゃんのブチ切れっぷりも笑った。がんばれ!