ひさびさ

今更ですが最近読んだので記録。


ぼおるぺん古事記 1巻

ぼおるぺん古事記 (一)天の巻

ぼおるぺん古事記 (一)天の巻

友人に教えてもらって。最初言葉がすべて古事記原文の読み下し文であることに驚きまして、飽きずに読めるかな?と心配だったのですけど、慣れてしまえばするすると*1。それどころか逆に行間のにじみが雄弁な「絵」で語られる、この感覚が病みつきになりました。原文で語られてはいない『登場人物たち(神様たち)』の心情が伝わってくるような描写には、当然作者の方の主観が入っていて、原文から読むことが元々お好きな方にはあまりお勧めはできないかなとも思うのですけれど、それはまあ好みの問題か。絵で遊び・絵で語り・絵を解きながら読み進めるのが楽しい。


面白い漫画読んだなあという感想。続刊購入したのでこれからまた味わえるのが嬉しいです。


平凡社のサイトで少し読めます。 http://webheibon.jp/kojiki/

*1:ところどころ注釈はあります。これも味わい深い笑