色々。

時期外れのものも含めて。


ハルシオン・ランチ 1巻

ハルシオン・ランチ 1 (アフタヌーンKC)

ハルシオン・ランチ 1 (アフタヌーンKC)

元企業経営者-化野元(40)が地球外美少女ヒヨスと若干理科オタクな若者メタ子(19)を連れて再起を図ってふらふらする漫画。ギャグというのかコメディというのか。沙村広明らしく、言葉回しが馬鹿馬鹿しくて絶品です。第一話の『こちら側のどこからでもキレます』で射抜かれた。時事ネタや他漫画ネタもふんだん。読み返すたびに新しい発見があります色んな意味で。人間は(私は)忘れやすい生き物なので、数年後に読んだら多分半分くらい意味がわからなくなってるのかもしれないと思いますが、それもまたよしです。多分。大好き。


乙嫁語り 2巻

乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)

乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)

1巻で少しキナ臭かったアミルの実家との揉め事から始まる第二巻。緊張感のある争い二話を経て、より親密さを増すアミルとカルルクの二人が微笑ましい。カルルク頑張った。背景描写も変わらず楽しく、人々の衣装・パンの模様・刺繍の有様を見ているだけでも楽しい。特に今巻は後半の刺繍話。柄の美しさも楽しいし、曾祖母の祖母の祖母の考えた刺繍の柄とか…ため息が出ます。自分がたくさんの過去の先祖の先にいると、日々実感しながら過ごすのってすごいことですな。次巻からは少し趣が変わる様子。楽しみです。