色々

色々と。これでやっと2009年が終わるような気がします。別に毎月必ず書いている訳でもないのに。楽しい。


マギ 1巻2巻

マギ 1 (少年サンデーコミックス)

マギ 1 (少年サンデーコミックス)

マギ 2 (少年サンデーコミックス)

マギ 2 (少年サンデーコミックス)

祝単行本!どうしても2巻の書影を載せたくて両方上げました。アリババが好きだ!
アラビアンナイト風ファンタジーアドベンチャー?とでも呼べばいいのか。すっとぼけて幼いながら力強い意志のある主人公アラジンと、気持ちに振れ幅のあるアリババのやりとりがとても楽しい。単行本では作者の大高さんが二冊に渡ってこの漫画を描くに至った経緯を語ってくれていてそゆの読むのも楽しい。うんまあ、きゃあ!てなるきっかけは領主様だった訳ですが(悪役好き)。アジアンテイストで始まった物語、世界は大きく広がる様子。続きを楽しみにしています。


おおきく振りかぶって 13巻

おおきく振りかぶって(13) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(13) (アフタヌーンKC)

雑誌では全体感が掴みにくい気がしていたのですが、通して読んだらすんなりと。『主人公(学校)の成長』という『物語』には関係のないところでの心の動きが本当に多い。岳史の罪悪感から来る塁上の逡巡もそうで、その上、そこで何かが起こっても後からそれに対する答えがあるとは限らない(現実のように)(西浦高校以外の学校の場合は特に)。逐一反応しているとそのあとの動きの無さに切り捨てられているような気持ちになる。なのにそれを『余計』とは思えないくらい、そういう場面ほど現実的に胸に迫る。今更ですが久しぶりに怖いなーという気持ちになりました。1巻から読み返そう。


ぼくらの 11巻(完結)

ぼくらの 11 (IKKI COMIX)

ぼくらの 11 (IKKI COMIX)

初版限定特別冊子付を購入。冊子はそれはそれは下らなかったです楽しいったら。少子化担当大臣で笑いました。ブラックジョークすぎる。


最後の戦闘が凄まじかったです。これまでもジアースは色んな形で大量殺戮に関わってきており、コエムシが縮図と言う言葉がぴったりの、最終的な結果としては多少順番が変わっただけの闘い、なのに全く違う。レーザーを打ち続けるジアースの立ち姿とそのコクピット内の表情の対比が忘れられません。その後はずっと涙目でした。最後の、2巻とまるきり同じセリフを語る"彼"の言葉に感じる重みの違いが、凄かった。最後まで息を呑む展開でした。面白かったです。全11巻とは思えぬ濃さだ。ありがとうございました。


MOON-昴 ソリチュードスタンディング- 5巻

MOON 5 (ビッグコミックス)

MOON 5 (ビッグコミックス)

昴が可愛くて仕方がない。いつもそうですが彼女の心内語・行動だけを見れば支離滅裂もよいところ。けれどもそういうことではない、それこそ昴の言うところの『マグマ』みたいなものの存在はそういうこととは別にある。昴自身には悔いの残る舞台だったようですが、その心情の経過と踊りの熱さが相俟って、揃って頭に響くようでした。ミンミンも可愛かったけど!昴のファイナルのジゼルが今から楽しみ。羽海野さんの帯も可愛かった。が、紙一重でネタバレだなあとちょっと思いました。


バクマン。 6巻

バクマン。 6 (ジャンプコミックス)

バクマン。 6 (ジャンプコミックス)

平丸先生!!ここにきて突如としてキャラ萌え。平丸先生がたいへん面白かわいかった。気分屋のダメ人間。気分屋だからこそその瞬間の気持ちは本物ですよねー、みたいのがすごいよかった。小豆さんは相変わらず可愛い。作中作をとても読みたくなるので、P129-130の見開きがとても楽しかったです。生ゴミ生ゴミ生ゴミ(以下略)!どんな漫画なんだ『CROW』。例の判断はそれほど理不尽には見えず、編集長がちょっと気の毒に思いました。まあでも少年漫画だもんな!皆様熱くてよい巻でした。