ぎあすR2-TURN8

面白かったです。
来週本編おやすみのご様子ですが二期全25話やるとすると一期と同じく2話ほど実放映時間では放映不可能な回が出やしませんか。怖いな。




TURN8 百万人の キセキ
奇跡と軌跡の掛け言葉は微妙に好きではないのですが!とにかく面白かったです。



「日本人とは何だ」
民族とか国とかいうものはちょっと調べるだけでもとにかく込み入っていて、違うとわかっていても一国家=一民族というイメージがこびりつき国内では結構それで済んでしまう、そういう意味では平和なこの日本でロボットアニメフィクションにおける発言としても「それ(自らの所属)を決めるのは心だ!」というのは理想的に過ぎて酷い発言なのかもしれないと複雑な気分に少しなりました。が、そうであって欲しいと願う気持ちもあって、最終的には何だか嬉しかったです。単純にすぎるのかもしれませんが感情として。文化の根底たる心という言い回しも好きだった。


イレブンに対するゼロ ということでゼロがブリタニア人=ルルーシュ本来の所属を指すのでは?という指摘を見たことがあって当初の意味合いはそのあたりだったんじゃないかと思うのですが、今回のお話では、単に何でもない数字=ナンバーズでもブリタニアでもない総体を指す言葉(いや現時点では日本人=ゼロですけども) みたいなものに上手にすり替えていったような印象があります。今回の百万人ゼロは明らかに騙し討ちなので枢木さんがお怒りになるのも無理ないだろうと思う。しかしこういう風に、本来狭い範囲の意味を持っていた言葉が、大きな意味を(よい意味で)取り込む時というのは楽しいもので、部外者として見ていると何となくするっと受け入れられてしまうので不思議です。


百万人ゼロは笑いましたが!ちょっとずつ大きさとかディテール違うの可愛い。「みんなで国外追放されようぜーっ!」玉城かわいすぎる。「い、いや、自分はゼロです」おーぎさん…!!


そしてルルーシュとスザクそれぞれの「心」によるところの本当の所属が気になりました。やっぱりそれぞれ生まれ故郷なのではないのかしら。二人とも口が裂けても言わないだろうけれど。夢見すぎかな。まあ言うはタダだ。


生きろぎあすの件
例の『生きろ』のギアスについて、まだ効いていて、枢木がわりと正確に過去の自分とそれに対するルルーシュの意図を把握していたことに涙が出そうになりました。この子ラウンズになって殺されそうになるたびにギアス発動してその都度ルルーシュのことを考えたとかだったらほんとに動揺する。自分はこのふたりに関しては801な妄想というのが全然ないんですけど、ちょっとでもいい意味で歩み寄ってくれると最近は泣けてきます(逆にきもちわるい!)。


V.V.たんの告げ口とあとあのときのテープレコーダーとかからの類推だろうか。本当はそしたらユフィへのうっかりギアスの詳細も知っていて欲しいが…!と思ってしまいますが、それはさすがに過ぎた望みか。さすがにそんなにルルーシュ寄りな情報まではV.V.たん開示しないか。ともかく。このへん、枢木がゼロのした行為について、どこまでの情報を知っていて何を知らないのかをはっきりさせてくれて、お話の理解上ありがたかったです。一人ずつの現在の立ち位置を最低限の言葉でそうと感じさせず説明してくれるところがぎあすの好きなところの一つです。


ゼロを見逃す命令
感謝しよう枢木スザク でなんか色々といっぱいいっぱいになった!


アバンタイトル
『(略)当時のルルーシュは思っていたから』 不 穏 な こ と を !


その他
・黒の騎士団全員にゼロバレしたのかと思ったら、先に中華連邦に渡って咲世子さんだけに明かしたようで。
・『幼女皇女』…!!!
・アーニャたんとアーサー!
・スザクはマゾか。そうか。そしたらルルーシュとスザクそろってマゾか。一番得心が行きます。
・ニーナ→ロイドさんが、『ロイド先生』であることにときめく。
・ロイドさんとゼロの初会話!!!
・星刻が病気持ち…!


結局学校の方ではルルーシュの不在についてはどうなるのか、よくわかりませんでした。ロロたんは学園に残っている?同じ運命だね、とか口走るロロが可愛すぎてすべて誤魔化されそうになりましたが気になるな!どういう意味だったんでしょうかあの会話。不在でも、『すべてのイレギュラーは見逃される』からいいのか?スザクにはバレバレだが。


来週は特番!?て意味がわかりませんせんせい!あんまり楽しみでもないけど見る予定です。