そんなこんなで
難しいことは難しく考えずに長いことかけて考えていくことにします。別に結論が求められているわけではない。
その他色々とここに書いておきたいものあるんですけれども(真・完結編描き下ろし380P超の例のあれとか!)ととと取り急ぎ。
- 作者: 麻生みこと
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/03/05
- メディア: コミック
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本日発売・麻生みこと初のB6コミックス。くそうやっぱり表紙が出ない。可愛いです。
新米弁護士改世楽子の奮闘記(裏表紙より)。四話まで収録。弁護士モノということで法律絡んできますので地味に解説枠が多くございますけれどもわりとすらりと読めてしまうのは、一文ずつの説明が短いからか?あとはファンの欲目か、すいません。お話の中心に置かれているのは人間ですので、人間同士の色々をどうにかするために枠として法律があって、どの枠にどういう風にはめるのかを考えたり指示したり提案したりすり合わせていくのが法律家の方々の仕事なのだなあと改めて感じられるのが面白い。こういうマメ知識をまぶした妙なリアリティ(?でいいかしら)は本当に麻生みことの真骨頂で、テーマとうまいことはまったんじゃないかと個人的には思います。法律用語にも触れられて楽しい学習気分です。
本編は特に堅苦しいことはなく。元々少女漫画ですので細かいコマ割が多くて人によっては読みにくいかもしれませんが、ことばの選び方が言い回しが無駄に(!)楽しいのでツボにはまればさくさく読めてよいテンポ。ちゃらけて見えても、ある種芯の通った主人公らっこちゃんとその関わる物語の顛末が、何となくこころ強い気分にさせてくれます。私も勉強頑張ろう。