初接待

仕事の話であれですがある意味もえ話。なんか私が書くと薄っぺらい。
あっ私信。今日携帯を工場に忘れて来たので午後から携帯メールが見れておりませんもし送った身内の方がいらしたらごめん超ごめん。いなければそれでよし。


本日は韓国のお客様二名をお連れして、弊社工場見学とプレゼンでございました。プレゼンそのものは冗談にならん程に壊滅的だったのでございますけれども私のは前座みたいなもので、その分工場の方(以前のBOSS!)と今上BOSS!に超ご尽力頂き、更に別のBOSS!のご協力を仰いで接待も含め無事に一日を終えることができました。ご飯美味しかったし楽しかった。取引もできそう。皆様ほんとうにすみませんありがとうございました別にここをご覧になることは決してないのでございますが自分の気持ち的に、あと備忘録として記載。(どうかと思うがとりあえず)




その最中、本当に感動そして恐縮致しましたこと。お客様両名とも日本のことを本当によくご存知だったこと。とりあえず、片方の方は日本語がかなりおできになるのですが、雑談で「田中は確か日本で七番目に多い苗字ですよね、ほかにあと佐藤とか鈴木とか斎藤とか…」「ああ、明治時代に苗字が作られたんですよね」とか「広島は関西じゃなくて中国地方ではないんですか?」とか「北海道…アイヌとかですね」とか「信州?長野県ではないんですか?ああ昔の呼び方なんですか」とか「織田信長は有名ですよ韓国でも。(秀吉の話題に触れられるとちょっとドキッとしたが(※朝鮮出兵))」ちょっとなんか全然雑談の前提条件に困らなかったこと。もう片方の挨拶程度に日本語できる方は「私たちの世代は日本のマンガですね、鳥山明!」わあもう。てゆか両名とも簡単な地名はすぐ通じた。「九州の種子島からこの間ロケット飛ばしましたよね」とかそういう話題まで。


毎度よく言われることではあるのですけれど、私はお隣の国だというのに地名なんか全然わからないし、韓国の歴史なんかほんとに全然知らないし、ましてや歴史上の人物なんてチャングムくらいしかパッと出てこない、ということが本当に申し訳なかったし、興味も薄かった自分をあらためて知って、いやそゆの自分の無知を知ってたつもりで全然わかってなかったと改めて思ってショッキングでございました。特にその前者の方の記憶は、身の回りに文化があって知ったとかではなく明らかに学習(恐らく猛勉強)によって身に付けた気配が漂いつつ(昇進に恐らく必須)、日本のことを好いていてくれている感じが何となくして、すごく嬉しく且つ、もんのすごく申し訳なかったです。


そして文化というものの雑談における有効ぶりに感動。『冬ソナ』『チャングム』『JSR』大変お役立ちでした。目の前の方両名ともに兵役経験者で(韓国は徴兵制)なんかもうそれ自体もショックだった。うんなんか色々ありすぎて全然書けません。いつまでたっても仕事が全然出来ないというのもしぬほど恥ずかしいんですけれどもこういうのを知らないでいるのも目茶目茶恥ずかしくてなんかほんとまだまだやることいっぱいあんなあ!(ごめん)という気分になりました。がんばれーい。