りくぎえん

おおふりの録画を観ていたらCMで劇場版アク●リオンのCMが入ってトーマ様が例の兜をお召しになって超ごきげんでいらっしゃって吹きました。そういえばヱばんげりおんももうやってるんでしたよね!いつ観よっかな!


本日は念願の駒込六義園に行って参りました。りくぎえん。ひとり遊んでてすいません。入園料一般300円也。行ってびっくり、日本庭園然として砂利が敷き詰めてある表側はとてもとても美しいのですが、それとはまた別の趣として中央にある大きな池をぐるっと裏に回ると本当に、どこの山の中?えっこの藪は正しい進路?久しぶりにツートンカラーの薮蚊に食われ、蜘蛛の巣をひっかけ、おお子供の頃だいきらいだったなそういえば大自然と山歩き!なぜなら虫がいるから!(もやしっこ)というのを思い出しました。今でも決して得意ではないようですが(再確認)、しかし楽しかった。


大きな木がたくさん見られて満足しました。木々が直射を遮ってくれるのでその裏側のあたりでは、日差しもそれ程厳しくなく。表側、池近くの観光スポットの一つ、吹上の松の枝ぶりの巨大さもちょっと尋常でなかった。オリンピックの重量上げの選手の腕を見ているようだった。ただ太い。くびれて太い。どうして重さで池にぼちゃんと行ってしまわないのだというほど太い。支えの丸太もまた太い。


最大のしくじりは、そんな擬似山中空間があるともしらず、サンダルぽい履物でえいやこら歩き続けていたことで、台風一過の土道は水たまりこそありませんでしたけれど時折乱れに乱れておりまして、次回は是非ともスニーカーで行こうと心に決めました。江戸時代に原型ができて、一度荒れていたのを明治時代に岩崎弥太郎が購入して整備して所有。昭和になってから岩崎家が東京市(当時)に寄贈したものだそうで、なんかもうずっと歩いている間岩崎弥太郎の人となりを想像してしまいました。お金持ち(いわゆる政商)のすることってさあ!これが私有だったときの手入れをする側と所有者の距離ったら凄まじすぎる。三菱か三井の創始者だったはず、と確認したら三菱でした。


思っていたよりも家族連れもガイジンさんもツアー客ぽいのも一人歩きの若者も多くて意外でした。裏から出てきて表側を回っていたら直射日光を受けてあんまり暑かったので思わず茶屋でかき氷を頂きました。350円。つつじが有名と聞いていたのですが本日うろうろした限りでは裏側の方、モミジ(に見えたが)もたくさんあったみたいなので、もっと秋が深まった頃に行ったらあの緑の空間が赤く染まっているのかしらと考えるのは楽しいです。しかし混みそうだ。