読んだ本

ゆれる

ゆれる

映画を見ておりまして、わあノベライズしたのか!と思って衝動買いしたら順番的にはこっちの発売が先だった模様で。(小説発売:6/13、映画封切:7/8)先月駅前の本屋で積まれていたのを発見して購入。監督自らの小説化ということで、ネタ半分のつもりで臨みましたらごめんなさい、とても面白かった。あらすじは映画とほぼ全く同じで、台詞も使われているものは大体映画館でも聞いた言葉のような気がする。ブレがないってすごいことだ。映画と異なるのは、時系列を追いつつも6人の人間の一人称で章立てているところで、時々映画には多分入りきらなかったのだろうと思われるエピソードなどもあって、個人的には嬉しい。てゆーかなんでしょう、個人的においしい。すいません説明台無し!映画より智恵子が好きになりました。映画の彼女に対して感じたちょっとした嫌悪感が、女は同性に厳しいとゆーあれでしょうか。自分ごとながらいやな話。映画の場面を思い出しながら読むことになりますので、何と言うか公平な読書ではないかもしれませんが読むことができてとても嬉しいです。好きだ。