だぶるおー映画

Hさんと一緒に観て参りましたー楽しかったです。以下ねたばれ感想ご注意!










個人的には、せっちゃんとマリナ様が最後の最後(の最後!)で対面して会話して、接触してくれたことがとても嬉しかったです。「今度の映画では、姫様が魅惑の30代だよ!楽しみ!」とか言っていたら…年齢とか年の差とかそんな問題ではなかった…てゆか既にそんなの問題にならない…。悟りを開いた人たちには、そういう俗っぽいことなど関係ないのよね的な。若干視聴者おいてけぼり気味な意味で。うんでも嬉しかったです。これから少しでも、一緒にいられたらいいのにな。


お話としては、これまでに本編で語られてきた『戦い<対話による平和』という方向を全面に押し出していて、他者どころか異星人(異星体)とのコミュニケーションを図ることが物語の最終目的になるという、何だかモノスゴイ展開でした。00のこれまでの流れからすれば別に唐突な感じはしないし違和感もなかったし、何よりわくわく面白かったのですが、これを通すための企画会議は紛糾したんじゃないかしらと妄想。こうして字面にすると、たいへん地味だと思うの。


娯楽ですからどう受け止めるかは個人次第ですが、娯楽作品を大真面目にこういうテーマで作って成立するということに、何となく時代性を感じました。


以下もえ感想!


・せっちゃんが概ね強くて可愛かった。とりあえずキャラ別パンフはせっちゃんで!
・せっちゃんは罪の意識で戦ったりしないとこが好きです。
・せっちゃんの回想に悲鳴あげそうになった。リヒテン!クリス!ロック兄貴…!!
・冒頭、危険な目に合わされながらも相手に真剣に、強く優しく対応するマリナに、ああ成長したんだなあ…と思わされました。姫様頑張ってた。


・作中作の映画が爆笑ものでした。アレハンドロ様ー!!!
手乗りアーデさんが卑怯すぎる。
・超兵カップル半端ない。てゆかアレルヤがすごいかっこよかった!こんなにアレにキャー!てなったの初めてだ!髪型がうっとおしくなくてよかったのかな(そこ?)。
・そしてハレルヤがご健在で嬉しい。『ピーリス』呼びにおおいにもえた!
・ライルが若干影が薄かったように思う。
・ハムが格好よかったーずっとかっこよかった!!最期までかっこよかった…ううう。
・小熊アンドレイに出番がありましてたいへん嬉しかったのですが、あんまり他人と接触せずに、儚くなってしまわれた(?)ようで、それは悲しかったです。まあアイツ人と絡ませにくいもんな!!そこが可愛いんだけどね!!


・「アーデさんが大好きですぅ!」ミレイナ可愛いいい…!!
リボンズたん!の『容姿』と『声』がこんな風に堪能できるとは…!嬉しかった!!そしてせっちゃんに「リボンズ・アルマーク!?」て言われると何だか嬉しい。
・ちなみにリボンズたんの中の人は、パンフで一人、00の今後について前向きなコメントをしていて(本気かどうかはともかく…でもまるっきりの嘘ん気ではないのかな)半端ねーなーと思いました。
コーラサワーが相変わらずでとてもよかった!
・沙慈が男前!!!!!!!!!!!


・全体的に作画がさすがの映画クオリティで、美しい場面を堪能しました。
・異星体の母星の様子を『語る』ときに、一切言葉を用いずに暫く映像だけで見せたところに、スタッフの本気を感じました(刹那の補足が入るとはいえ)。
・最後の外宇宙探査船の様子に、なんとなくリヴァイアス(脚本:黒田さん)の最終話を思い出しました。シチュエーションは全然違うのに。出立が物語の着地点となるのは、これまでに培った経験があるから、彼らはこれから起こる問題には対抗できる、という安心感があるからなのかなーと。


こんなとこかしら!楽しませていただきました。ありがとうございましたー!