今日書かずして

日付変わっちゃいましたが。さておき。

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

待望の！！一読して、登場人物たちの描かれた装丁を眺めているだけでも楽しくて時間が過ぎてしまう。収録されている四編すべて、人間と人のかたちをした人外のものが触れあうおとぎ話のような体裁でありながら、登場『人』物たちがみな生き生きとしていて、更には生々しかったりもしていて不思議です。会話のテンポやそれぞれの仕草ひとつひとつまで、切なくなりつつも楽しくて何度読んでも飽きません。いや本当に、祝・単行本発売でございます。嬉しい。