ぎあすR2-TURN3

面白かった!自重する予定だったのですが続きに感想。異常に長い。
・気のせいかうちのTVのせいか実際そうか、ルルが若干鼻声だったと思う。
・『また見てぎあす!』を地味に楽しみにしている自分がなんかイヤです。くそう。




TURN3 囚われの学園
よくわかんなかったキャラクターをある一回でよく魅せる手腕には本当に恐れ入ります。ということでロロがしぬほどかわいかった件。


ぎゃー!可愛かった!
何だあれ!何だあれ!
何あれ!
 きょうだいものに弱いのでころっとやられました。たんじょうび!


二部で突然現われたロロへのこれまで疑問であったところの、


・なぜいるのか?→ルル監視役として。しかもヴィレッタてんてーも一緒に機密情報局。狙いはルルでなくC.C.。
・本人の記憶は→本来いるべきではないところにいる自覚は有。
・ぎあすは何か→時間を一定時間止める
 もしヴィレッタが何度もああいう光景を見ているのだとしたら、個人に対する回数制限はないのかもしれない。
・ルルとの時間をどう思っているのか→どうもこうもない。どう思いますあれ!(聞くな)
・誕生日プレゼントの件→やっぱりナナちゃん用だった!しかも正当な返却要請に対し恐慌状態に陥るロロと取り返しそびれるルル。お前ら…!別にあれごと演技でも構わないのですけどそういう風な見せ方にも感じなかったので素直に受け取っておきます、恐れ慌てたのだと返したくないんだと。カマかけるのも下手すぎでと き め い た。10/25はナナちゃんの誕生日(メモ)。とりあえずルルの伏し目は演技ではありえませんよね。ばかなこ!


と、このへんいっぺんに見せてもらって(ぎあすについては実際の効果のあとルルが別の状況で言葉で説明するというおまけ付。)しかも何かロロたん、『家族』という単語に何か反応した上、随分精神幼い感じがしたので瞬時に生まれ育ちの色々なパターンを妄想してしまって、おなかいっぱい胸いっぱい夢もいっぱい。あとが恐ろしい。ロロたん最後まで元気で居てくれますよう…だからつまり、亡くなったりしませんよう。


ナナリーに接するようにロロに接したために、ロロがルルの側に落ちる(でなければ、多少傾く)のだとしたら、それはそれでルルーシュの一側面の肯定である感じがして嬉しいです。見通し甘すぎるかしら。にしてもラ行が多くて落ち着きませんな。


以下感想群。メモ的に書きすぎた。短くするよう心がけます次から。


アバンタイトル
前回で皇帝に『不肖の息子』呼ばわりさせたおかげで解禁か、ルルーシュの立場がより明確になる説明ナレ『捨てられた皇子』。ルルーシュはこういう枕詞がよく似合いますね。


中華連邦領事館にて
前回の気になる引きから始まって、ロロVS星刻なのかと思いきやルルーシュは帰宅し補習中。ゼロを殺すと息巻いてたロロたん出鼻を挫かれる。一瞬時系列がわからなくなったのですが、タワーの倒壊から演説までの時間が曖昧に誤魔化されているので多分帰ろうと思えば帰れたのでしょうと言うしかない。R2でのゼロ様マスク初演説の中身こそが、ブリ側皆様お探しのC.C.たんでした。久しぶりに見たC.C.のこの格好。ここいらでやきもち焼いてるカレンたんかわゆい。けど、ゼロの中の人がルルーシュとわかったことで、人間関係は余計に複雑さを増した様子。こうなるとやっぱりシャーリーも全部思い出すのかな。とりあえずC.C.たんあんまりカレンたんからかわないであげて!後々の展開がこわいです。


髪の長いの(星刻)がここでいやにフレンドリーでおや?と思いました。


学園風景
お菓子作り。女子は青(羽付?)、男子はピンクのエプロン。学校指定?アッシュフォード学園の光景は楽しげであればあるほど切ない。シャーリーとのデートが行われていることになんだかじんとしてしまった。今回はルルーシュの回想がちょこちょこ入って、あれは初見の人向けの説明兼ねてるのかなと思った。内向けにめそめそ、外向けに高笑い。ルル絶好調。こうでなくては。


ロロとの化かしあいは継続するのかと思ったら最後の最後で罠を張ってしかも返り討ち寸前のルルーシュ。流石にルルについては生死を不安視はしませんが、どうなるのか気になります。


ラ ン ス ロ ッ ト ! ! !
白兜推参。ランスが好きなので久々に動いているところを拝見してにこにこしました。かわいーなーハドロン砲はまだ使わず通常の武器とスラッシュハーケンと。あとハーケンブースターでしたっけ?も全部動いてましたか?腰から出てたから。違うかしら。メカ関係は眺め見るのが好きなだけで一見では何がなにやら理解が全く追いつきません。もう動いていてくれればいいんだ!シュナイゼル殿下がおいでだったので近くにメンテ係でロイドさんがいらさるのではないかしらとめちゃめちゃ期待したんですけど出番ございませんでしたな。それとも枢木とランスのみセットでラウンズに徴収されてしまったのだろうか?あと戦ってる側がドイツにイタリア、フランスて国名そのまますぎて一瞬びびりました。今更。


ランスの中の人(文字通り)はと言えば、一応の投降を求めてはみるものの、それを拒絶されてもあまり悲愴さもなく徹底的に戦っていて、断られても殲滅することに慣れる程度にはこの一年戦い続けていたのかなあと逆に痛ましかったです。白い死神。そういう意味で、軍人としては確かに成長しているのだろう。シュナ様曰く、「道しるべとしての自覚と責任感」。ブリタニアの秩序の元での。とりあえずこうやってちょこちょこ毎回枢木の出番が挟まれるのはいいな。嬉しい。


監視組
ヴィレッタてんてーが指揮をとるさまにときめきました。かわいい。どうやら特別な立場らしく会議の輪に加わらず膝を組んで口を出す、お行儀悪いロロにもときめきました。こちらもかわいい。ちなみに、前作でも使った学園地下のエレベーターとかあの下水道関係と思しき広い空間を同じ舞台として使ってくださるのが、ああ同じ場所なのかと思って嬉しい。感慨深い。


ヴィレッタてんてー教団?て言った?ぎあすの根源に触れる話だろうか。今回はこの台詞のみ。


そして迷いなく秘密の一端を知ってしまった仲間隊員を殺害するロロ。ヴィレッタによればこうしたことを重ねて秘密を守っていると。こういう見せ方は本当に上手だ。ロロがかなり冷静でヴィレッタは引いてる、という図式に緊張感がありました。ここの関係も気になる。というか上で興奮しすぎて忘れてましたが、ロロの存在についてはまだすべて明らかになった訳ではないわけで。


処刑の話
ルルがギルフォードに毒づいていたので、どうやら確かに黒の騎士団的にも効果的な策だった模様。ああ朝比奈も仙波もいた!前回は時間の都合で出番なかっただけなのだね。ゼロがどうやって彼らを救うつもりなのかも気になりますが、それより何よりここは扇さんを見る目が切なげなヴィレッタてんてーに一票。思えば彼女にしてみれば学園は例の学祭の時にも訪れてるところなわけで重ねて切ないですよな。どうにかなるのかな。どうかな。


引き
星刻怒りの鉄剣で引き。理由は現時点ではわからず。相変わらず目まぐるしく情報量の多い三十分でございました。


ナナちゃん不在でどうやって話を進めるのかと思ったら、
ナナリーの記憶が消されている=ナナリーの不在を知っている人間が記憶を消した=ナナリーは記憶を消した人間(=皇帝陛下)の側(がわ)にいる可能性が高い
というルルの三段論法にて、打倒ブリタニアとナナリー奪還が一つの方向で重なりました。ああ成程そうなるのか…。ナナちゃんとルルの出会いが嬉しいものであるといいな。不安です。


今週も楽しかったです。