さんでー30号

辛抱なりませんで突発感想まとまってない。少年週刊誌が30号ということは今年もあと半分くらいですね…以下ねたばれるので隠します。時間切れで結界師のみ。時間配分甘すぎる…!




結界師
4月頃のきょうだいらぶらぶ編(読んでて砂吐くかと思った)から実に自然に良守と閃ちゃんの学園ドタバタ編★(何が起きたかと思った)が始まって早5週間。なんかもうほんと盛り沢山で楽しい。正守おにーちゃんは今週号の良守を見てもまだ『お前を見れば自分を思い知れる』とかなんとかぬかすだろうか。ご兄弟…どことはうまく言えねども何かそっくりだよ…何かこう、一方向だけガン見してバランスの悪いところ…。


人が傷つくのは嫌だという一念を貫き通す良守は本当にすごいすごい魅力的できゃあきゃあ!てなもんですが、行き過ぎてほかの手段も考えられないくらいに気持ちに余裕を無くしてしまうというのは恐らく決して褒められたことではなく。他人の生き死にが関わることなら尚のこと。作中における開祖の文言の『心を深く静かに保つべし』云々というのも、今のところはちょっとした異世界と日常を何ら違和感なしに行ったり来たりできてしまう良守の屈託の無さの前に、いらん世話だとばかりに置いてけぼりにされておりますが、その内また大きくピックアップされるんだろうなあ!と思って楽しみ。開祖見たい! まあ、いいことか悪いことかはさておき、今週号の良守は危なっかしさが増していてものすごい好みでした。そして真打時子おばあさま!期待しております!


今回のシリーズは烏森と継承者がテーマなようで、少しは謎だったことが解けるのかしらと期待でわくわくはしているのですが、それより何より目先に目が行ってしまってたいへん!以下影宮のこと!


影宮!てゆか閃ちゃん!はまず人との距離の取り方とゆーものを考えた方がいいと思う!人のこころを読む練習とかしてる場合じゃない。まずおのれを知れと!だって!監査しないといけない相手を前に色々考えてる風なのはいいけどなぜか付き纏う行き当たりバッタリ感…『諜報員』を自称しちゃったところとか初っ端から細波さんに愚痴電話かけてたところもそうですけれども、ああんもううまく言えない!すごく全部根っこのところでは自分には関係ないと考えていそうなあたりがすごい危なっかしい感じ。今時の若者らしい…。14歳だもんな…そりゃ若いよな…


とりあえず今号を読んでまず最初に思ったのは、あの良守の作った狭い結界の上に一緒に乗るという発想がどうなのかと。近いよ!それ他人距離じゃないよ!友人を演じるにしても限度があるよ!思うにすごく自然にとても近しい関係だと思ってしまっていて、でもそんなことは自分では認めておらずただ素直じゃないという気配を感じてしまい、読んでいて気恥ずかしい。くっ。妖まじりとして夜行に居るからには、彼にも何かしらの悲しい背景があるのかもしれないとは思うのですが、今のとこほんと子供全開でかわいったらない。時音ちゃんに初対面から引き続きテレもてらいもなく、ただただつっけんどんなのもかわいい。


段々まとまらなくなって参りましたので締め。わたくし閃ちゃんが学ランを着て颯爽と再登場なさったところで喜ぶとともに全身からがっかり感をぬぐえなくてそれがいまでも続いております。わかっている。学ランかわいいよ。似合うよ、けどさ、もうさ、いいからセーラー服着なよ…!そいで学校来いよ!そんだけ軽いキャラならギャグとしていけるって!似合うって!ここまでやったら学ランだろうとセーラーだろうと変わらないって!


こんな感じで毎号楽しみにしております。