偕楽園!

偕楽園の梅祭りに行ってまいりました。Hさんご同行超感謝!以下いろいろメモがてら。


偕楽園駅(臨時)
常磐線上にある偕楽園駅ですが、梅祭り開催中の土日しか止まりません。そして止まるのは上り列車のみ。なぜなら片側しかホームがないから!そんなのって!最初わかったときはすいません笑いました。本日はナントカ起きて、予定通りに最寄り駅から偕楽園駅へ直通の電車に乗ることが出来ました。SUICA使えないの忘れてて精算とかあったが予定の範囲内でおじゃる。前回来た時よりも当たり前ですがものすごい人手でした。


常盤(ときわ)神社
徳川光圀公と徳川斉昭公をご祭神とする神社に参拝。まず、この時点で大賑わいの屋台が出ている事実に驚愕。あちこちから美味しそうな香りが…本当にお祭りなんだなあと実感。楽しい。


常盤神社境内にある義烈館。上にあげた両公ゆかりのものや部下やその関係の書物・甲冑・その他色々掲示してある小さな博物館。あまり下調べなどもなく、またこのあたりの歴史に特殊な思い入れなく来てしまったので、人名を見ても残念ながらわからないことが多かったのですがそれでも楽しい。藤田東湖?の孫、とかいう方の描いた絵が超かわいかった!


そんな中でも光圀から編纂が開始された大日本史は圧巻でした。ええと手元の資料によると397巻・目録5巻の計402巻。1657年に開始されて、1907年に完成。その間250年。おいおいおい完成が明治後半ですよ。細かいことはわかりませんので中断時期などもあっただろうとは思いますが、ガラスの向こうに積み上げられた本の山には心から衝撃を受けました。資料集めもものすごいですが、全巻誰かしらの手書きでございますよありえない!!情熱てすげえなあ…


偕楽園好文亭
前回お邪魔しそびれた好文亭へGO。『好文』というからにはなんとなくそんなに学問がお好きだったんだろーかなどと考えていたらパンフに「梅の別名、好文木」とありましてギャフン。混雑しておりまして、じりじりと亀の歩みではありましたがとてもとても楽しかった。現在の建築物は昭和20年焼失、昭和30年の復元とのことですが(今見た)、全然新しい感じがしませんよ!!これ褒め言葉だろうか。褒めている!讃えている!雰囲気のある建物でした。


建物の内では襖絵が美しかったです。たまにわざと暗がりにして襖の金粉?の反射を楽しむような箇所があったりして楽しい。配膳室のお食事用エレベータ(滑車使用)にときめいた!!縁側から外の庭を見ながら進路を進みまして、庭もいちいち楽しかったんですが、三階の楽寿楼から見下ろす景色がとてもとてもきれい。狭い二階から急な階段を上って三階にたどり着き、顔を上げるとぱっと視界が開ける。眼下には梅・梅・梅。少し先に川。もっと先に森。左側には湖。これは作成者様も楽しかったろうと。よい景色でございました。


偕楽園・梅園
梅そのものは6分から7分咲きとのこと、満開の木もあればまだ猶予を残す木もありつつ。やっぱり楽しかったです。歩きまくり。どうして梅の木はあんなにうねってるんだろうな…!!何度見ても謎。飽きない。多くは白梅なので、たまにある紅梅がとても目を惹きました。梅だけでなく松もあり竹もあり、また椿あり桜あり萩(?でしたっけ!)あり杉あり。いわゆるこういう『庭園』というのは、一般的にイメージする『庭』とはかけ離れたものですよね、人の手が入って美しく整えられているとは言えなんかもう一種。すごい規模。ラブ。


途中、お好み焼きと思しき何か(笑)焼きそばwith卵などを頂きましてお祭り気分も増し。おべんと持参で来ている方もたくさんいらっしゃいまして、小さい丘へのピクニックのようだった。


色々楽しませて頂きました!ありがとした!ほいで好文亭できゃーきゃーしておりましたらHさんに島根の小泉八雲亭などをオススメされました。いつか!いつか行きたい…!出雲大社も…!