コードギアス16話

今日こそは観たらすぐ寝ましょうと思っていたんです。が。
感想みたいなの以下。(※ちょっと追記)




こんなに夢中になったのは無料配信を一気に見たとき以来でした。わー!




※追記:下にアレだけ書いておいてまるっと忘れた事項の追加。


・ルル様かっこよかったよーマオに「お前はだまれ!!」とかってギアス使ったところ。先生に「次のテストはどこが出ますか」(超うろ覚え記憶)とかって試し打ちしたとき以上に、無駄打ちと思ったけど嬉しかったよ畜生!


・てゆか自分がナナリーの危機に「悲鳴をあげる」自覚のあるルルーシュはそういう一部の自分をわかりすぎていてナナちゃんとは違う意味で底が知れません。…すごい絵でございました…顔。


・『爆弾』が不安定な『振り子』で、というのはとても危機感を煽られてよい演出と思いました。おっかなかった。


・そいでその『爆弾』のことをあっさり看破するルル様と、あっさり解除する枢木はほんとに両方ともなんかべったべたに出来過ぎていて、すごく楽しかった。何かもーツッコミ甲斐がないよ鮮やかすぎて。



以下観た直後の感想。





・枢木さんについて
超個人的感想。どっちが好みと言ったらランスロット>スザクだったわけなのですが(ロイドさんとかルルは別枠。)なんかすげかった枢木さんを拝見しまして、いろんな意味でランスロット≒スザクくらいになりまして脳内が楽しいったらない。双方動きすぎ。面白すぎる。


枢木さんはあの運動神経…ていうかあの機動力、やっぱり人間じゃないんじゃないかな!!もしくは加速装置でもついているんじゃないのかな?声優さんネタ。これで実はギアス能力者で…とかやられたら多分気持ちが萎えるので、できればこのまま天然の超人で居て頂きたいんですけれど、だって!壁走ったよ!?自分で反応速度は0.05秒とかいってた装置を駆け寄って壊したよ!?お前の50m走はコンマ何秒だ!?(錯乱)わかった!きっと軍部で歩兵やってたときに身体計測とかやって明らかにおかしい数値を叩きだしてロイド閣下の目に止まったに違いない。うっわデヴァイサー見つけたあ!これで僕のランスロットが動くよ〜!とかって喜ばせたに違いない!ちまいない!


アニメ絵は動くのが好きです。


という前半の衝撃だけでも相当だったのに、枢木が窓ぶちやぶって、悪党、御用だ! とばかりに跳び出てきたあたりからの立て続けの衝撃に脳内理解が追いつきません。てゆかなんだもう何かマオたん超グッジョブとでも。ネタ出しのタイミングが絶妙でした。あんな普通にそこの話題に触れるとは予想だにしませんでした。読みが甘いと言われればそれまでですが、もっと前置きがあるものかと思っていた。演出している人はあたまがおかしい!(ほめている)そしてどっちかったらランスのパイロットだということがバレるのかと思っていた…(それは来週なのかしら。ルル様お気を確かに)。


さすがにねたばれが過ぎて言葉に出すのが躊躇われまして伏せますが「この父親殺し!」、当時10歳……ナイフ…子供なりの結論……… 「この死にたがりがあ!」 うーん。こんな日に限って録画しくじってここいら一切記録にないので見直すこともできないわけですが。ルルーシュ先生の極度のっていうか北極度のシスコンぶりよりも何よりもマオたんの枢木暴きがほんとにハイライトでした。無料の開始の水曜深夜が待ち遠しい。「自己満足に浸って死にたい」というのがマオからスザクへの罵倒語になるのは、スザクがそれを後ろめたい隠したいと思っているからなわけで。


記録に無いといえば確か12話でも「忘れろ!記録には残ってないんだから」的発言があったように思いますが何て言いますかそういう問題ではないからとこころから言いたい。事後処理をしたと見られる『周りの人間』、というのがどのあたりを指すのだかわかりませんが、そりゃあまりにあんまりだ。なかったことになぞならない。やっぱり思うんですが、結果を考えるのは枢木で、ルルーシュの方が過程を重んじているように見える。それぞれがそういう風に考えてしまう自分を自覚しているから、逆のことをお題目のように口にしているだけじゃないのか?(妄想具合・強)


ところで以上の事情を踏まえた上で、前回の女医さんから枢木への「無意識のうちに父親と自分を比べてないか?」という発言にまた色々を掻き立てられます。自分の行為が招いたのかもしれない現状(ブリタニアの占領下に入ってイレヴンとなった日本)をより良くすることしかもういない父親に勝てることが無い。このへん、現在ブリタニア=皇帝=父親をぶっ壊そうとがんばっているルルーシュとは見事なまでに対を為しております。このあざとさは好きだなと思います。


ところで話変わりますが、物語を見ているときに、ただただセンセーショナルになるだけのために刺激的なことをやっている!と思ってしまうとものすごい嫌な気持ちになるんですけれど、このお話だと血しぶきやら人死にやら出て多分に刺激的ではあるのに、嫌悪を感じるよりも先に楽しめてしまうのですごいなと思ってしまいます。まあ個人の感じ方でございます。嵌ってしまえば何だって褒めます。今、全然冷静でないので。


・ミレイ会長のお見合い
ちらっとだけねたばれ見てしまっていたのでお見合いの相手がロイドさんなのは知ってはおりましたが、どうもお話の雰囲気だとロイドからの見合い申込みのようだったので、シチュエーションと今後の展開を図りかねます。あとセシルさんとロイドさんの関係ってあるのないのどうなの。でも会長にはほんとうにお幸せになって頂きたいのでイチオシはリヴァルなんですけどどうですか。


・敬語で夫婦ごっこ
扇とヴィレッタの敬語でのやりとりに小さくときめきました。


・ナナリー
「お兄様に何かしたら、許しません!」(ウロ) すごい。段々ナナちゃんに素でラブになって参りました。かわいいてゆーか底が知れない。やっぱりあの目が開く時に世界は壊れると思います。


・イチャイチャ姉妹
庭園 + 膝枕 + 腰をつかんで「最近ふとったんじゃないのか」+「いやだもうお姉さまったら。」ってどんな姉妹。だかしかしコーネリア殿下はとてもとても好きなので、姉妹水入らずで和んでいらっしゃるようで何よりでございます。そしてクロヴィス殿下のみならずルルーシュやナナリーのことまで口に出していただけて、一視聴者として大層嬉しゅうございました。どう考えてもルルーシュの生存を確認するその瞬間に起こることは切ないのでございますけれど。ユフィはともかくネリ様はいつお亡くなりになるか本当に気が気ではありません。


自分ギアスはあんまり考えてなかったので楽しみました。これで二度三度ギアスをかけられるようになったら、全部忘れてしまえギアスを自分にかけることもできるんですね…。


次週も楽しみにございます。スザクにはギアスを使わないことを祈る。