時期はずれながら

文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫)

文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (講談社文庫)

文庫版 塗仏の宴 宴の始末 (講談社文庫)

文庫版 塗仏の宴 宴の始末 (講談社文庫)

『始末』に画像が出ないのはどういう。(9/24未明現在)
以下全然感想でない。


今更ながらに読みました。このシリーズ読むたびにものすごい「怖い」んですけど今回はわりとまだそれほど怖がらずに読めた。と思う。いや上巻は結構怖がってましたが。あらすじも追えた。毎度容易く価値観を揺るがされてしまいます。面白かった。庚申講についての京極堂の語りが楽しい。多々良先生との妖怪好事家会話がものすごい楽しい。多々良先生らーぶ!らーーーぶ!!色々な古典が列挙されるので直接それら触れてみたい衝動に駆られますが、いざ手にとってみたらきっと読めない(字が追えても意味が追えない+眠くなって読めない)んだろうなと思って情熱は足りないまんまで好奇心ばっか旺盛で半端でなんかな!ちょっとな!浅はかな!死ぬまでには一冊くらい覗いてみたいです。それより単純にシリーズ最初から読み直すとか現実的に可能なことをするべきか。『魍魎』とか読み返すたびに、「何で読んじゃったの…!(半泣き)」とか思うくせに好きです。関さんが地の語りをやってると怖いのかな。


ところでいけないわと思いつつ『宴』にてとある登場人物にとってももえてしまったら終盤で超切ない目に合いました。なんてこと!ファンサイトとか探しても影も形もなくて尚切ない。いや、多分探し方が悪いのだと思う!信じる!