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びっくりしたこと。
読んでいるエッセイにインド人の学者が出てきています。19世紀末から20世紀初頭に生きた、数学者ラマヌジャン。これと関連した本で初めて名前を知りました彼は、短い生涯の中で、独創的かつ途方も無い量の数学の定理を発見(発明、ではない)した方だそうです。
ちなみに読んでる本。ほかにニュートンとハミルトンが出てきている。ラマヌジャンは左。
- 作者: 藤原正彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/12/26
- メディア: 文庫
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きっと彼の発見した定理に直接触れることは自分はなさそうなんですが、本の中ではその人生が、同じく数学者の作者の方の手でインドの状況・生活・人々などを交えつつとても身近に魅力的に切なく語られていまして、夢中で読みました。面白かった。カーストについてのイメージも何だかちょっと変わります。今朝にも思わず読み返していて、危うく会社遅れるとこだった(よくありません)。
で、一日ぼやぼやとうろ覚えながらもインド気分で居たらインドから間違い電話がかかってきました。
「モシモシ、インドカラノデンワデスー(って言ってたから間違いない)。サトサンイマスカー?」
「!?(反応できず)」
「モシモシ、××セサクジョデスカー バンゴウ何番デスカー?」
普段それほど外国の方と触れ合う(?)機会がございませんので新鮮すぎた。びっくりした。たまーにある外国のお客様の来訪時は、やっぱり自分にとって非日常がやってくるのでいっつもネタにしている気がしますが、会社に間違い電話は初めてでした。
一応、先方には間違い電話であることをお伝えし「Thank you.」(インドの公用語の一つは英語とのこと。上の本で知りました。)と会話を終えました。念のため。にわかにインドづいた一日でした。