いつだかの通勤風景…

言葉の学習をするのがわりと好きで現在幾度目かの英語学習ブームが来ております。一過性ゆえよく身に着かないのが困り物です。おお地震が。


言葉の学習ということで少し思い出したので追記。
下記に書いた漢方の授業が面白い個人的な大きな理由の一つ。


お生まれを考えるに、明らかに当用漢字制定(※1946年)、常用漢字制定(※1981年 わりと最近)以前に漢字を学ばれたであろう先生の書かれた本を、略字だのなんだのを交えて60代から40代くらいまでの年齢に幅のある先生方(↑の先生のお弟子、孫弟子)が板書しつつ読み下しなさるもので、なんとゆーかもう漢字ごちゃごちゃ。

材料名『甘草』(カンゾウ)が、古いテキストでは『甘(機種依存でしたらすいません)。
『麦門冬』(バクモンドウ)は門冬』(機種依存でしたら同)。
『生姜』(ショウキョウ)が『生など。

その他症状などの表記も含めて板書では色々入り混じるので、どの材料で何を意味するものやら一瞬戸惑うミステリー。


別にこういう国字制定の歴史に超詳しい!というわけではなく(※箇所の年代は今調べました ネットはベンリ!参照:常用漢字 - Wikipedia)心からミーハー精神によるもので、この使用する漢字が個々人それぞれ当たり前のものとしてズレている状況が楽しい。授業を受けノートを取るたび心地よく『漢字練習』の世界を味わっております。うふふ書きなれてない文字がたくさんで面白い。板書おっつかないけどまあいい。(よくはあるまい)


ただ、こういう世代間ギャップについては、高齢の先生方は何か思うところがおありになるのかしらとは少し思います。まあ実際の処方を学習する方にはこんなしょーもないことを気にせずとも影響は軽微でございましょうけれど!