(下から続き)

読むのが楽しみも何もいつの間にか5巻まで揃いましたあほです。面白いです。


クロサギ 一巻〜五巻(以下続刊)(あっ六巻七月発売ぽい…)
実際の詐欺やキャッチに合ったらきっと自分は簡単に騙されてしまうだろう気をつけなければという危機感がありつつ、先手必勝、そんな状況になったら何とか相手を平和的に(語弊があるな。騙そうと仕掛けてきた相手以外には害のない方法で平和的に。)やり込めてやりてえもんだ!という妄想もあったので、クロたん(…わあ!)のシロサギ喰いっぷりがジャストフィットです。なんと言うか。スカっとするぜ!!(多分わりと正しい読み方)


あとスーツに眼鏡・小道具・シチュエーションに営業弁まで流暢に一揃えして地道にシロサギ漁(いや毎度一本釣りか)を懸命にする反面、釣る相手に向けて俺が喰ってやるとか言ってみたりむくれてみたり過去の自分をダブらせて暗い目をしたり苦笑いをしてみたり、表情豊かに詐欺師の世界を渡り歩く黒崎がほんとにわりとたまりません。(多分間違ってる)あと4巻読んでから神志名警部補にきゅん。氷柱ちゃんはいっつも可愛い…!親爺はいつもインパクト!


主要登場人物がとても少なく毎度同じようなパターンで仕事を持ち寄られ→喰ってやる!なんですが、詐欺の内容とそれをひっくり返す工夫やら展開やらが毎度違っていて新鮮に読めます。連載続く限り色んな詐欺が読めそうです。しかしそれってイコールそれだけ詐欺がありますということで、その現状はやるせないというか腹立たしいです。むっかつく!


話がズレた。詐欺の話が読んでいてとてもわかりやすいのも好きです。シンプルで面白かったです。