ほかにも買っとりますが感想書きやすいのだけ。…表紙が出ない！
また買っちゃった！短編集。コメディだったりシリアスだったり青春だったり、ときには
ジェンダーに関わるような話を上手に上手に語ってくださりありがとうございますと言いたい。楽しい。表題作のあらすじに惹かれて購入して笑い、収録作品『夢は夜ひらく』でじんわりと。個人的に近年までお化粧楽しいとかほぼ思ったこと無くて最近突如として楽しいので、後ろめたさも幸福感も何だか身につまされます。世のおなごの何割かは性別なんかなくなっちゃえばいいと漠然としかし本気で考えてるように思うのですけど、これは絶対に男性と折り合わない部分なようで、そういうことを思い出しつつも幸福な読後感がよいです。それでも地球は回っていると。
二巻出た！私には言葉だけではピンと来ない部分があったりして初読は難解な印象がぬぐえない…のですが何故だかすごく続きが気になってしまう。見つかったアムレットの説明部分を読むだけでも随分興味深いです。色々調べてみたくなる。登場人物としては正ヒロインぽいみるくちゃんの頑固なところがたいへん好きですが、今回メインだった知覧ちゃんもかわゆいです。お話もたいへん面白かった。正しさのもとに集まる嫉妬や屈辱を赤黒い感情と表記するのがなんだかすごい。摩周と
塘路の再登場にもわくわくして、これはやはし恋愛ものでもあるんだなーと思います。冴ちゃん先生（たち？）の謎も深まりまして、続刊楽しみ！
