さんでー44号

前言撤回。ためこんでた分の感想は諦めることにしました。今週号が面白過ぎてとりあえず何か書かずにいられない。水曜からこっち、隙あらばもやっとしていて、最終的に「もう良守ラスボスでいいんじゃね?!」とか考えて深夜に目が覚めるような事態です。流石にそれは意味がわからない。
ともかく来週が楽しみです。早起きすんだ!




拒絶とゆーことで、どうしても織.姫@ぶりーちを思い出したりもしつつ!あれ好きだったな双天.帰盾。


結界師
以下、大いに偏っているのは毎度のことで。


これが彼の役割だぜと言わんばかりに状況の説明をしてくれる閃ちゃん。閃ちゃんが良守のあれこれに動揺するというのが、常に異様にもえるので、個人的にたいへんおいしかったです今回。もっと怖がってもいいんだぜ!頭領への報告の様子も全部楽しかった。あたふたして頭領の服の裾掴んでるのとかちょっと尋常でなくときめいた。七郎と会話したのなら是非その場面を見たかった!!(こんなんばっかりだ)
閃ちゃんは本当、年上には遠慮なく甘える感じになるので(特に頭領に対しては、距離をおきつつも、頭領がいればなんとかしてくれる、的な妄信があるように見える)、これは夜行の組織で上の人が本当に下の子の面倒を見て来たからだろうなあと、妄想して更に楽しく。話がズレますが、頭領に敬語使わない文弥君にもときめいた。アットホーム夜行。生活空間夜行。学生寮か夜行。楽しすぎる。


真面目な話も。今回改めて思ったのは、良守は主人公だけれども、読み手が感情移入する役目をもった主人公ではないのだということ。個人的な話ですが、主人公も含めて変動するポイントや伏せられている(仄めかされている)事柄が多くて(多すぎて)、次の話が全く予想つかない。読み手として、渦中の登場人物に同調するよりも、驚きを期待して観察するような立場におかれるのを楽しむお話だなあと。


さておき。


白い絶界の正体が閃ちゃん解釈で明らかに。あくまでも閃ちゃんの口を通して語られていることなので、本当の『本当』がなんなのかはわかりませんが、良守の性格的に、気に入らない事柄すべてを拒絶する、くらいのことはやってのけるだろうと思えるので、とても納得できる。現に氷浦の出血は止まっていたわけで。まっさん(良守かいかぶり派)が守りたいという思いから出たもの、とかつて評した白い絶界を、閃ちゃん(良守懐疑派)がそんないいものじゃない、とおびえる構図がたいへん好みでした。閃ちゃんの観察眼が光ります。


いかん好き好き言ってると本編に触れられない。ブッ飛んでしまった良守を、時音ちゃんが必死の思いで繋ぎとめる見開きはとてもよかったです。ちょっとラブっぽい展開になるのかと思いきや。そちらもそちらで楽しみだが、今週はとにかく必死な時音ちゃんがかわいかったです。


感想書く前は、今週号は本当に良守にときめきとまらずでいたので、良守の話ばっかりになるかと思っていたのですが、フタをあければ閃ちゃんのことばっかりですね。でも本当に、意識が飛んでるときの無機質な良守も、本人的には大いに落ち込んでいるのに膝をかかえるだけでなんだか危うい感じがする良守も、七郎の名前を聞いて目の色を変えている良守もどれも何だか凄みがありました。大好きだ。


来週、本当に楽しみです。


マギ
面白いです。すごい好きだ。