例のあの

おれおれあらためふりこめ系のあれが携帯メールの形式で一通ずつですが毎日届いております。(ボーダなので少量です)何事も経験と思ってよせばいいのに毎度メールを開いてみてるんですが、開く瞬間まではあほ!とか思ってちょっと楽しいのですが、文面見た瞬間に力が抜けるというかみなぎるというか…なんといいますか…ああうざいってこれかこの感覚かという気分になります。
あれはほんとうに何かのエネルギーに変えられたらいいと思います。心底。腹の辺りが重苦しいです。黒魔術でも習って呪詛返しといきたい。お前ら不幸になってしまえ。不愉快にっきですみません!テレビで話題を見てるだけでも相当不快でしたが自分に向かってくるとなるとなんかもう言葉になりません、携帯の向こうに毒電波送りたい。むかつく!(これだ!)機械わかんないと思って(卑屈だ!)なめやがって!(ことばがお悪くてよ!) 


仕方がないので、


きっとメールの向こうでは会社の実態とかふりこめの状況を知らない太めで人がよくて機械オンチでちょっと世の中からはぐれたおじさまが「料金加算だって!このひとたちたいへんだ!早くふりこむように連絡をしてあげなければ!」とか言って善意で、何だかよくわからない機械にむかって一生懸命頑張って送っていて(人力…?)、
そんでそれを裏で見て嘲笑していた雇い主の若者が長いこと雇ってるもんだからいつしかおじさまの善意に打たれて良心の呵責を感じるようになって「おれのしてることは…」などとある日突然我が身を振り返って唐突に落ち込み、ふらりと町へ出かけたはずみに先日たまたま知り合った神父さんのいらさる教会に懺悔に行きかけるんだけど(彼は無宗教)「いや俺は新世紀の勝ち組なんだ、こんなことでほだされてどうする!」とかこうまたいらん熱意を燃やして教会を目前にしてUターン。遠ざかる十字架。狭い部屋に戻って二人の作業は以前のように続くけれども彼はもとのようには戻れず煩悶の日々。教会を立ち去る前に見上げた十字架が重い。またおっさんがいい人でたまにサンドイッチとか「昼飯にどうだい?」とか言って作ってきてくれるんだよ!二人分!彼の好物はツナサンド!!(わりに安上がり)


とか妄想してなんとかやりすごす努力をします。うん、現状なにも解決しませんけどちょっと楽しく。メールとか電話で一発ラクに稼ごうの方たちはほんとうにおやめになってください。迷惑。
…てゆか何だこれ。ベタベタですいません!ベタが好き!ふたりは結ばれて幸せになる努力をしてください。